奨学金情報

【例文付き】給付型奨学金受給者が教える申請書類の「受かる」書き方

こんにちは、アメリカの大学院に在籍している理系しまびとです。

僕は決して裕福な家庭で生まれ育ったわけではありません。

バイトも10種類以上経験しましたが、給付型奨学金の受給によって海外インターンシップ、研究留学、そして海外大学院進学を実現しました。

 

「授業や課題、バイトで忙しい...」

そう感じている学生の方、多いのではないでしょうか。

常日頃から準備することで、給付型奨学金によってバイトを減らしながらお金時間両方を手に入れることができます!

今回は僕が給付型奨学金を受給できた「申請書類の書き方のコツ」をお伝えします。

僕が理系なので、サークルや研究内容を例に挙げて理系学生の視点で説明しています。

 

こんな方におすすめ

  • バイトで忙しい大学・大学院生
  • 勉強はそこそこ頑張っている
  • 貸与型奨学金を借りている

 

 

この記事について

この記事で何がわかるか?

ズバリ、奨学金を書き方のコツがわかります!

 

奨学金には書類の申請が求められ、この申請書の内容や伝え方が非常に重要になります。

アピールポイントを持っていても、うまく相手に伝わらなければもったいないですよね。

これまで1000万円相当の給付型奨学金と授業料・入学料免除などを頂いてきた僕が例と共に書き方のコツを徹底解説します。

 

この記事を読む前に

以下の奨学金獲得のコツは「少なくとも上位50%以内、できれば上位30%程の成績を残していること」が前提です。

さらに、部長やリーダー経験など具体的ながアピールポイントがあるとさらに良いと思います。

そうでなければ、申請しても書類を通過する確率がかなり低いからです。

上位50%以下の人は、まずは成績を上げることをお勧めします。

 

【全部で4つ】書き方のポイント

僕は以下の紹介するポイントを意識して、何度も書き直して申請書を作成していました。

そのポイントをひとつひとつ、具体例を挙げながら公開します。申請書の書き方を例と一緒に見ていきましょう。

 

定量的評価(数字)を使う

誤解を生む曖昧な表現は避け、数字が変わっているときは数字を使って定量的に説明することが書き方のコツです。

経済状況を明記する必要がある場合もありますが、ここでも数字を使って定量的に説明すると良いでしょう。

例えば、以下の通りです。

Ex1. 文化祭の実行委員長を経験しました。

 → 文化祭の実行委員長として、200名の実行委員を取りまとめました。

Ex.2 海外インターンに合格し、ミャンマーに行きました。

 → 約100倍の倍率の審査を通過し、海外インターンでミャンマーに行きました。

Ex3. 特別推薦生枠として入学しました。

 → 全学生の3%にあたる特別推薦生として入学しました。

実行委員長と言っても、どのくらいの規模の文化祭の実行委員長を務めたのかで評価は変わってきますよね。

例えば、「サークルの部長」であっても、部員5名のサークルも100名のサークルも同じサークルの部長ですが、求められるリーダーシップは全く違います。

「高倍率の審査を通過しました」と言っても、どの程度難関であったかわかりません。

「約100倍」とすることで、100名の学生から選ばれる何かを持っている学生であると伝えることができます。

奨学金の申請書を書くにあたって、できるだけ定量的かつ明確に正しく自分をアピールすることが大切です

例からもお分かりいただけるように、数字を意識的に使うのは有効な方法です。

 

また、家庭事情を説明する場合にもできる限り数字を使って説明するようにしています。

親の年収、仕送り、アルバイト、生活費など明確にすることで、本当に奨学金が必要であることを伝えましょう。

 

自分の物語を盛り込む

あなたと全く同じ人生を歩んできた人はいません。

あなただけのユニークさ・アピールポイントは何ですか?

他の学生が書いているような内容では、数多くの書類を見ている審査員に高評価をもらうことは難しいでしょう。

自分の状況や経験から学んだことを盛り込み、ユニークさを出しながら読み手を引き込みましょう。

募集要項や求める人物像に近い自分のエピソードを選び、申請書を組み立てることで書類通過しやすくすることができます。

 

一人、個人の人間として、これまでの努力や経験、苦労したことを自分の言葉ともに伝えることで、奨学金が必要である理由により説得力が増します

 

例えば、僕は研究に集中するために奨学金を頂きたいと思っていました。

そこで、このような文章を付け加えて書き方を工夫しました。ここでのポイントは想いと行動が一緒に述べられていることです。

Ex. 教授に直接お願いして、一般学生より1年間早く研究に着手し日々努力してきました。しかし、現状では生活費や授業料のためにアルバイトが必須となっており、研究に集中することが困難となっています。

 

単に、生活費や授業料のために奨学金に申請している学生はたくさんいると思います。

ここで、「研究に集中したい」「他の学生より行動に移してきた」ことを盛り込むことによって、かなり説得力が増すと思います。

奨学金の書き方のコツとして、想いだけでなく「行動に移している」独自のストーリーを盛り込むと説得力がアップし、この子にもっと頑張ってほしいと思ってもらえるはずです。

奨学金は楽したい人に与えられるものではなく、勉学に励んでいるのに、家庭の事情や経済的な余裕がない人に与えられるものです。

奨学金の審査員に、自分の努力や状況を理解してもらいましょう。

 

ストーリーを盛り込んだ奨学金申請書の書き方のコツとして、始めの方に奨学金があったらどうなるのか・何がしたいのかを書いておくと、読み手も理解しやすくなり良いと思います。

 

目標や結論を先に述べる

始めの数行がとても大事で、読み手がこの先を読みたくなるような内容にしましょう。

最初の文で誰でも理解できるようにかみ砕いた、伝えたい要点を述べることです。

申請書の始めの一文目で、「おっ他とは違うな」「読んでみたい」と思わせるような書き方を心がけています。

 

「なぜ必要なのか」「奨学金をもらうことになったらどうなるのか」を伝えらえるようにします。

 

僕は最終目標である自分の夢について書くことが多いです。

Ex1. 僕の夢は「日本と世界を繋ぐ研究者になること」です。.... 世界で活躍する研究者となるために、海外での経験は必要不可欠と考えておりますが、経済的に実現が厳しい状態です。

Ex2. 僕の夢は「世界を代表する光の研究者になること」です。これまでの知識を半導体デバイスへ応用するために、この分野の研究が盛んなドイツの○○大学に留学したいと思っています。.... しかし、経済的に.....。

 

ここでのポイントは、この奨学金が海外に関するものであればEx1はインパクトは小さいかもしれません。

なぜなら、多くの人が同じようなことを書きことが予測できるからです。

留学に関する奨学金であれば、さらに具体性が増したEx.2の方が好ましいと思います。

このように読み手と競争相手を想像しながら、読み手を惹きつけるような書き方を意識してみましょう。

 

 

研究内容は専門性を意識する

特に研究内容を説明するときは、専門用語を多く使うことは避けましょう

申請書は誰が見るのかを意識し、できるだけ詳細よりも、イメージを捉えてもらうように説明するが重要です。

基本的には誰でも理解できる申請書を意識しましょう。

 

長々と書くことは避け、簡潔に分かりやすく伝えるように心がけましょう。

僕は特に、どんな研究で、何に使えるのかを意識しています。

参考

Ex. メタマテリアルという、ナノスケールで周期配列された構造について研究を行っており、…..

→ 髪の毛の太さの1000分の1程度のとても小さな構造を使って光を操作する技術について研究しています。この技術は、通信システムへの応用や太陽光発電の効率向上に貢献すると期待されています。

 

僕の周りでは「ナノスケール」というと、10のマイナス9乗ね、となりますが、読み手によっては全く理解してもらえません。

また、専門用語を使い過ぎると、硬いイメージになってしまいがちです。

そこで、僕はどこかで聞いたことのある言葉や馴染みのある言葉を使って説明することを意識しています。

研究に詳しくない人が読んでも、なんとなくイメージが湧くと思います。

 

参考書籍

研究内容の詳しい書き方に関しては、「科研費」「申請書」でアマゾンなどの検索してみるといいと思います。

そこそこの値段がするので中古で買ったり、大学の図書館で探してみてください。

正直、書いてあることは本質的に同じようなことが多いので、好きな本でいいと思います。

 

【まとめ】奨学金書類の書き方のコツ

以上、紹介させていただいた書き方のコツをまとめます。

まとめ:書き方のコツ

奨学金の申請には以下の4点を意識すべき!

  1. 数字を使う
  2. 自分の物語を盛り込む
  3. 目標や結論を先に述べる
  4. 読み手の専門性を意識する

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

書き方や伝え方次第で、読み手に与える影響は大きく変わることが理解して頂けたかと思います。

この記事を元に奨学金の受給に繋がり、少しでもあなたの努力が報われれば幸いです。

応募できる奨学金を見逃してしまっては、元も子もありません。

 

文章スキルは、理系であっても重要な能力の一つです。

なかなか大学で習うことはないので、具体的な方法を知りたい人は書籍を読んでみるといいと思います。

三谷 宏治さんの「伝わる書き方」は社会に出た後も使える知識になると思います。

 

奨学金の探し方や準備など一連の流れについては、こちらの記事を参考にしてください。

奨学金のノウハウ
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こんにちは、このブログを運営しているユーマです。 僕はこれまで1,000万円相当のご支援を頂いて、できないと思っていた海外インターンや留学を実現させて頂きました。 はまち4年間で1,000万円相当って ...

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