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【体験談】 海外博士課程(PhD)のQualifying Exam とは?

こんにちは、アメリカの海外大学院で博士課程(PhDプログラム)に所属している理系しまびとです。

現在2020年12月ですが、や~っと期末試験がすべて終わりました!

 

この記事では、PhDプログラムのFirst Qualifying Exam というものに合格した内容を書き残しています

お恥ずかしながら、入学するまでよく理解できていませんでした。汗

PhD Candidate と PhD Student の違いも、このQualifying Examを合格するかどうかで決まります。

 

この記事を読んで、アメリカのPhDについて理解を深めて頂ければ幸いです。

 

井の中の蛙
なんだか、大変そう。
はまち
1ST Qualifying Examは、博士号取得のための第一関門!

 

Qualifying Examとは?

Qualifying Examは、いわゆる適正試験です。

日本の博士課程における、審査会のようなものですが、少し違う点もあるので解説していきます。

 

各大学のプログラムによりますが、多くの場合、2回のQualifying ExamとDefenceを合格して博士号(PhD)を取得することができます。

特に1回目のFirst Qualifying Exam の内容は大学によって大きく異なります

必ずしも、僕が理解しているような試験ではない事もあると思いますから、進学を考えている人は希望プログラムのHPで調べてみてください

イメージをつかむために読んで頂けると嬉しいです。

その一例として、僕の体験談については後で詳しく説明します。

 

First Qualifying Exam

First Qualifying Exam は基礎的な知識を確かめる試験であることが多いです。

決められた科目の試験を受ける必要があったり、決められた授業の試験で一定の以上の点数を取る必要があったり、、、

入学してから2年以内に合格する必要がある場合が多く、僕の場合は2年以内に合格できなければ授業免除がなくなります。

学費を払う余裕はないので、事実上、僕にとっては退学です。

基本的には、この試験を通過してから研究に専念します。

 

この内容は、大学のプログラムごとに違うので、進学を考えている人は「大学名 Qualifying Exam」などで調べてみると出てくるとおもいます。

大学によっては、過去問が転がっていたりします。

 

このFirst Qualifying Examに合格して、Course Workと呼ばれる授業の単位をすべて取り終われば、

晴れて、PhD Candidate になれるというわけです

博士論文を書くための研究はDissertationと呼ばれて、このDissertation以外の要件を満たすとPhD Candidateを名乗ることができます。

逆に言うと、First Qualifying Examを合格できなければ、PhD Studentのままです。

 

Second Qualifying Exam

Second Qualifying Exam は研究成果を確かめるための試験です。

研究に関する発表が、Defence(学位審査会)の前に行われます。

ここで色々な指摘を受けて、研究に反映させてから博士論文の仕上げやDefenceに臨むイメージです。

研究を始めてから2~3年内には受けて合格し、1年後、早ければ半年後にDefenceを受けるという感じです。

僕はまだ受けていないので詳しくはお伝え出来ませんが、研究内容をプレゼンテーションにまとめて発表し、一定以上の成果報告ができれば合格できるというものです。

 

First Qualifying Exam の内容について

僕が今回合格したFirst Qualifying Examの内容についてお伝えします。

あくまで一例ですので、こんな試験もあるんだ~というくらいで聞いてもらえると嬉しいです

 

まず、僕のプログラムでは48単位分の授業を受ける必要があります。

つまり、1教科3単位ですから16教科分です。

 

僕が受けたFirst Qualifying Examの内容は、

  1. これまで受けた科目を4つ選ぶ
  2. それぞれの科目から大問が3つずつ出される(問題はそれぞれ担当教員が作る)
  3. 1科目大問1つ以上は選び、合計8つの大問を解け

というものです(笑) 思ったら以上にルールが複雑でビックリしました(笑)

 

僕の専門は光磁気ですが、履修できた授業の関係で、無線工学と再生可能エネルギーの授業を仕方なく選ぶ必要がありました。

そこで、僕にとって不利な科目は1つか2つ、得意なフォトニクスの授業は3問すべて解いて、全部で8問解きました。

 

その時受けていた授業の中間試験の勉強に加えて、First Qualifying Examの4教科分を一気に勉強する必要があったので中々大変でした。

しかし、定期試験で大体の傾向は分かっていたので、授業資料を引っ張り出して勉強し直す感じでした。

 

合格結果は点数ではなく、合格か不合格かで通知されます。

試験から1か月半くらいたった後に通知のメールが来て、なんとか合格することができました。

単位が残っているので、まだPhD Studentですが、単位を取り終わればPhD Candidate にレベルアップできます 🙂

 

最後に

僕はもっと多くの人が海外大学院に挑戦してほしいなと思っています。

これまで、海外に興味はあるけど、自分なんて英語力も低いし、勉強もそんなにできないし、、、という人にたくさん会ってきたからです。

僕も毎日のように「君の英語の意味が分からない」とか言われたり、自分でも上手く英語で伝えたいことが浮かんでこないことばかりです。

僕は一流大学に進学できたわけではありませんが、こうして何とか前に進むことができています

 

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